世界に広がる香り(後編)
特集「中国茶(福建)創立75周年 総括と展望 - 翼をはばたかせ世界へ香りを広めるバタフライ」
テーマその2:香りが世界中に広がる
パート1 : 踊る蝶 - ジャスミン茶に込めた故郷と祖国の思い出
パート2:潮の満ち引き - 日本におけるウーロン茶ブームの高まり
パート3:ルネサンス - 福建白茶の新たな章
第二部:波が高まる―日本におけるウーロン茶ブームの台頭
1978年秋の広州交易会で、福建から吹く「グリーンストーム」が日本を席巻しました。1979年、当社は日本顧客との間で初めての烏龍茶契約を締結しました。製品の品質と多様な販売促進手段に基づき、福建茶葉輸出入有限公司は日本販売店と提携して、日本市場での初めての烏龍茶ブームを引き起こしました。

1979年、中国茶(福建)は日本顧客と初めて3年間の烏龍茶代理契約を締結しました
1984年、缶入りのウーロン茶が登場し、即席で飲める形としてウーロン茶の人気に再び火が付き、そのブームは10年以上続きました。福建省産のウーロン茶は日本家庭で広く親しまれる日常飲料となり、それまで主に海外華人社会向けに販売されていたウーロン茶の歴史を塗り替えました。

2011年に、同社は戦略的日本顧客と交渉を行いました
製品の品質と安全性への保証として、「中華茶業(福建)有限公司推奨の福建省産ウーロン茶を100%使用」というスローガンが日本の茶飲料パッケージに印刷されました。


中国茶業(福建)の戦略的日本顧客は、自社の茶飲料の原料として同社のウーロン茶を使用しています。
1990年代に、中国茶業(福建)は戦略的日本顧客と共同で数種類の自動化されたウーロン茶生産ラインを開発しました。

1990年代、中国茶業(福建)のウーロン茶生産ラインの稼働式 のウーロン茶ブレンドライン

2011年、新たなウーロン茶工場の納品式
2002年から毎年3月に「お茶の安全性」に関する年次会議が定期的に開催されています。また、トレーニングセッションを通じて、同社は原料供給業者や茶農家に対して輸入国における農薬残留の新たな基準を随時更新し、調達の管理性、工程の追跡可能性、品質の保証を確保しています。日本の戦略的取引先も複数回会議に招待され、共に安全で信頼できる製品を消費者に提供する取り組みを進めています。

長年にわたり、中国茶(福建)は高品質な製品により日本市場で高い評価を得ており、ウーロン茶やジャスミン茶は一貫して強い市場シェアを維持しています。
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特集「中国茶(福建)創立75周年 総括と展望 - 翼をはばたかせ世界へ香りを広めるバタフライ」
テーマその2:香りが世界中に広がる
第一部:舞う蝶―ジャスミン茶に込められた故郷と祖国への思い出
第二部:波が高まる―日本におけるウーロン茶ブームの台頭
第三部:リネサンス―福建白茶の新たな章
出典:中国茶(福建)、2025年6月13日

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